全日本プロレス期待の新人レスラー、安齊勇馬選手のデビュー戦を観てきました。
そのレポートです。
デビュー戦の相手はなんと永田選手
安齊選手のくわしいプロフィールは↓こちらの記事に書いています。
安齊勇馬(あんざい ゆうま)選手の魅力を語ります。 | レスリングファン
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安齊勇馬選手の経歴をざっくり言うと、中学校時代にプロレスラーになりたいとあこがれ、名門中央大学レスリング部に入学。その後全日本プロレスにスカウトされた、という流れです。
私は学生時代から安齊選手のアマレスの試合を観てきていたことから、彼のことを応援しているというわけです。
今年2022年1月2日の後楽園ホールの興業で、リング上から挨拶をした安齊選手ですが、
もしかしたら日本武道館で9月18日に行われる全日本プロレス50周年大会という大舞台で、デビューするかも、
という話でした。
でもいくらアマレスの素養があるからといって、やっぱりプロレスに適応するにはそれなりの期間がかかるのでは?
と思いつつ、その後の経過を注視していたのですが・・・
8月のある日、隣の部屋にいる夫(中央大学卒。昭和のプロレスにくわしい)が奇声をあげました。
すごい!安齊選手第6試合でデビュー、それも相手は永田裕志じゃん!
安齊選手のデビュー決定はとてもうれしいのですが、どれだけスゴいのかが、よく分かりません。
いや、入団半年の新人のデビューなんて、ふつう地方興行の第一試合だよ。それも相手は中堅の先輩クラス。
でも安齊選手は、日本武道館で、さらに6番目の試合で、新日本の看板レスラーだった人と戦うんだよ。
団体として、期待の大きさがうかがえるね!
そんなにスゴいのか、永田選手。
ということでウィキペディアで調べてみた。
おお、シドニー銀メダリストの永田克彦さんのお兄さんか。
御本人も日体大卒で、全日本学生レスリング選手権大会と全日本大学グレコローマン選手権で、金メダルを獲得されている。
これはある意味、安齊選手のデビュー戦の相手としてふさわしいのでは!
安齊選手のデビュー戦
というわけで首を長くして待った当日がやってきました。
あいにく台風接近中で、雨が降ったりやんだりの天気でした。
いよいよ第6試合です。
この日安齊選手の入場曲が、作曲した人の生演奏で披露。
これも珍しい演出らしいです。
音楽が流れ出すと、通路で飛び出すのを待っている安齊選手を、会場のモニターが捉えます。
こっちまでドキドキします。
それから相変わらず凜々しい(笑)
花道に登場した安齊選手、一気にリングに走り寄ります。
そしてコーナーに立つと、雄叫びをあげました。
安齊選手、学生時代の寡黙な印象があるので、ビックリしました。
「男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」(男の子は三日も会わないでいると驚くほど成長しているものだという意味)という格言を思い出しました。彼の成長の一端を見たようです。
試合前、永田選手が差し出した右手を、両手で握り返す安齊選手。
うん、ここは相変わらず好青年の安齊選手。
それにしてもデカくなったなぁ、安齊選手。
学生時代の線の細さがウソのよう。
きっといっぱい食べてトレーニングしたのでしょう。
黒のショートタイツがとても似合っています。
ゴングが鳴って最初のコンタクトは、安齊選手が低空タックルからバックを取るレスリング・フリースタイルの動きでした。
さすがはアマレス出身です。
チョップの応酬やら
トップロープからのドロップキック
逆エビ固め
そして会場が沸いたダブルアームスープレックス
…って、アマレスで見たことない技ばっかりなんですけど
うん、安齊選手、プロレス独特の動きをちゃんとマスターしてる。
体も大きいので、技にも説得力がある。
たしかに、この大舞台が用意されるのにふさわしい逸材かも。
でも最後はギブアップ。
敗戦後も、両手で握手の安齊選手。
安齊選手の手を取って検討を称える、永田選手。
がんばったぞ!安齊選手
私のiPhoneSEの望遠機能での写真ばかりでは申し訳ないので、きれいに映っている写真にリンクを貼っておきます。
いや、正直プロレスはよく分からないのですが、安齊選手にプロレスラーとしての才能があるのは良く分かりました。華(はな)がある、というやつですね。
プロレス好きの夫は大絶賛。
デビュー戦としては100点満点でしょ。今後が楽しみ
とりあえず、デビューおめでとうございます!
これからも、ますますの活躍を期待しています。
💥バックステージコメント💥
本日デビュー戦の安齊勇馬選手‼️
安齊勇馬選手の今後にご期待下さい🔥プロレス格闘技DXhttps://t.co/1WUnraBdlb#ajpw #ajpw50th #ゼンニチ武道館 pic.twitter.com/Q1sTuNjzj4
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) September 18, 2022
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