浜口京子さんの魅力について語ります・・・
とは言いながら、実は私、にわかレスリングファンなので、彼女の全盛期を知りません。
イメージとしては山本美憂選手が一時期引退していた時期と、吉田沙保里選手と伊調馨選手が台頭する時期の間を埋めて、女子レスリング界のイメージアップに貢献したというイメージです。
浜口京子選手の戦績
主な戦績は
・オリンピック
2004年アテネ72kg級銅メダル
2008年北京 72kg級銅メダル
・レスリング世界選手権
1997年75kg級金メダル
1998年75kg級金メダル
1999年75kg級金メダル
2000年75kg級銅メダル
2002年72kg級金メダル
2003年72kg級金メダル
2005年72kg級銅メダル
2006年72kg級銀メダル
2008年72kg級銅メダル
10年以上に渡り、トップ選手で居続け、オリンピックでは2回メダルを獲得しています。
浜口京子選手のすごいところ
浜口京子選手の特筆すべき点は、女子の最重量級で戦い続けたということ。
男子レスリングで太田章選手の、1984年ロサンゼルス五輪90キロ級で銀メダル、1988年ソウル五輪90キロ級でも銀メダルを獲得したことが、偉業と呼ばれていることからも分かるように、体格やパワーで劣りがちな日本人が重量級で活躍するというのは凄いことなのです。
浜口京子選手、とても評価されていますが、もっともっと評価して欲しいです。
浜口親子の戦略
夫(昭和プロレス好き)曰く
最初私が浜口京子さんを見たのはおそらく彼女が中学生の時。確か新日本プロレスの番組でアニマル浜口のお嬢さんというただそれだけの立ち位置だったと思います。まさかあれから海外の重量級の選手を吹っ飛ばす存在になるとは全く思わなかった。
浜口京子さんといえばお父さんのアニマル浜口さんとの親子関係が有名です。
「気合いだーっ!」
と叫ぶアニマル浜口選手は空気を読まない熱血親父のようなイメージがあります。
しかし実はすごく真面目で誠実な人のようです。
彼はプロレスラーでしたが、アマチュアレスリングの経験が全くなく、浜口京子さんをちゃんとしたトレーナーに預けようとしたらしいのですが、そこで登場するのがこの記事(日本の女子レスリングが最強と呼ばれるまでの歴史を解説します | レスリングファン)でも書いた福田 富昭(ふくだ とみあき)現日本レスリング協会会長です。
彼は女子アマチュアレスリングの黎明期にプロレスと手を組んで売り出したという戦略家なのですが、その手腕をここでも発揮します。
あえてアニマル浜口選手との親子関係を全面に出すことで、マスコミ受けを狙ったのです。
でしゃばりたくないと固辞するアニマル浜口さんのお尻を叩いて、どんどん親子関係をアピールするようにけしかけたそうです。
浜口京子選手が世界選手権で優勝した時もアニマル浜口さんは、レスリング関係者を差し置いて自分がカメラに映り込むことを嫌がったそうなのですが、福田会長は、肩車をして場内を周回するように指示したそうです。
この写真がスポーツ新聞の紙面を飾り、一気に世間の認知度は高まりました。
実は浜口京子選手の前には、浦野弥生選手が重量級で大変活躍されていたのですが、世間の認知はあまりなかったように思います。
つまり(パブリックイメージ上の)浜口親子の姿っていうのは、
選手が強いだけでは女子レスリングの世間の認知は高まらない、ひいては人気も高まらないと考えた福田会長の、戦略の結果でもあるわけですね。
浜口京子選手、かわいいです
あと個人的な好みの話になるんですが
かつて深田恭子と浜口京子さんが東京ガスCM に出てたんですけど、(キョウコつながり?)
浜口京子さんかわいくないですか。
私が男子だったら深田恭子さんではなく浜口京子さんと付き合いたいですね。
あ、でもお父さんがアニマル浜口さんって、ちょっと大変そう・・・
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