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レスリング会場のスタッフの皆さんを紹介します

レスリングあれこれ

レスリングの試合会場にはいろんな裏方のスタッフさんがいらっしゃいます。

そんな方々を紹介します。

アナウンサー


6月の明治杯全日本選抜選手権や12月の天皇杯全日本選手権のときなどテレビカメラが入るような大会は、試合実況のアナウンサーさんが入ることが多いです。

4面のマットで試合が同時進行で行われるような時は、どこで誰の試合が行われているのか、ぱっと見ても分からなくて、気づいたらお気に入りの選手の試合が終わっていたなんてことも多いのです。しかしアナウンサーさんの実況が入るとそんな見過ごしもなくなるのでありがたいです。

実況は、全くの素人だとよくわからないかもしれません。
(ええ、タバコをふかしつつ調子に乗って上から目線で言ってます)
でもルールを一通り読んでから聞くと、簡潔にまとめられていてわかりやすいです。

2面のマット×二交代制でやってることが多いのでおそらく合計4名のアナウンサーがスタンバイしているのでしょう。

当然ですがレスリングに詳しくないと実況ができません。
そもそもアナウンサーでレスリングをやっていたという人はほぼいないと思うので、今度レスリングの実況やってもらうから勉強しておけという社命がくだされたのでしょう。
スポーツ実況ってほとんどそういう仕組みなんでしょうけど、仕事とはいえ頭が下がります。

アナウンサーの方は、もう少し詳しく試合内容を解説したいんでしょうけれども、レスリングの試合は展開が早いので時間的にそれは許されないのでしょう。
2019年の明治杯全日本選抜選手権のときは、ネットラジオで元選手の方を交えて解説の放送が流れていました。
結構マニアックな解説を期待したのですけれど、元選手の喋りがあまりうまくなかったので(スイマセン<(__)>)ちょっと今ひとつでした。

ある時すごく若々しい男性のアナウンサーの声で試合実況が行われていたので、一体どんな人が喋っているのだろうと放送席を探してみると、ロマンスグレーのおじいちゃんだったということがありました。
おそらくなんですけど、スポーツ実況なのであえて若い声色で喋ってらっしゃるのだと思います。
多分ニュースを読むときはもう少しお年を召した声で生まれるのでしょう。

プロだと思いました。

記者

学生新聞の記者

試合会場ではマットの周りに、ゼッケン代わりの色のついたタンクトップ(正式にはビブスと言うらしいです)を着て、カメラを持って座っている若い女子(男子は少ない)を見かけることでしょう。

彼女らは各大学の学生新聞のカメラマン(兼記者)さんです。

おそらく日頃母校の選手が参加しているスポーツの現場を追っているのでしょう。
こう言ってはなんですが必ずしもレスリングに興味を持っている人ばかりではないと思いますので、「私の方がレスリング好きなのに!あんなに近くで見れてうらやましい。私に替わって」
と指をくわえて見ています(笑)

スポーツ新聞のプロの記者

あと大きな試合になると
・バケツみたいに大きいレンズのついたカメラで試合の写真をとり
・一般席の最前列のブースの中で撮った画像を複数のパソコンで開きつつ
・キーボードをカチャカチャ打って
・電話をかけて「デスクにチェックおねがいします」みたいなことを言っている
スポーツ新聞の記者さんもいます。

たまにブースを出たと思うと、コーチの近くに行ってインタビューしているので、そんなときは耳をそばだててずっと聞いています(笑)

その仕事ぶりを見るのも楽しいです。

保高幸子(ほたか さちこ)さん

レスリングの大会で必ず見かける女性カメラマン。
私のなかではレスリング界の篠山紀信です。
出回っているレスリングの写真のクレジット(誰が撮ったかの表記)は保高さんであることが圧倒的に多いです。

彼女のtwitterアカウントは
greco_free(←グレコ・フリー)です。さすが!

選手に気軽に話しかけているし、選手も笑顔で答えているし
もし誰かに生まれ変われるなら、私は保高幸子さんに生まれ変わりたい。

救護班


打撲や捻挫が多いので、試合で怪我をした選手の応急処置をするスタッフです。

全員お医者さんかと思いきや学生っぽい方が多いです。
駒沢体育館だと近くに日本体育大学がありますから、救護サークルの人が参加されているのかもしれません。

余談ですが、近所の整形外科の先生がレスリング協会の担当医をしていることを知りました。
一度治療を受けた時にそのことを話したかったのですが、何しろ繁盛していて忙しい先生だったのでその話題には触れずじまいでした。
いつか・・・と思っています。

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