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レスリングのマットって意外と高価なのです

レスリングのルール

今日はレスリングのマットのお話です。

↓これです!

↑パワーポイントで10分かけて図を作りました。(笑)

レスリングマットのお値段

ちなみにおいくらぐらいするのかしら・・・とずっと疑問だったのですが、
Amazonで売っていました・・・


価格: ¥2,870,000 + ¥ 57,800 配送料/取扱手数料

う~ん、安いのか高いのかわからない(笑)
量産されるものでないとはいえ私は高いと思います。

レスリングマットの大きさ


マットの大きさは、円の外側が9mです。
さらに内側に1m分、パシビティ・ゾーン(別名レッドゾーン)と呼ばれるエリアがあって、もうすぐ場外だよ!と選手に知らせる役目があります。
最近はオレンジ色で描かれているので、レッドゾーンの別名を持つのは変な感じがしますが、赤色の場合もあります。
昔はほとんど赤だったみたいですね。

駒沢体育館のようにある程度広い会場で4枚ぐらい並べられているのを見ると結構小さく見えます。
実際、某大学の練習場にお邪魔したことがあるのですがマットの上に立つと予想以上に大きいという印象です。
でも何組かの選手がスパーリングを始めた途端に狭いと感じちゃうんですよね。
どっちやねん!と自分でも思います。

余談ですが、円形になったのは1971年1月1日からで、それ以前は8m四方の四角でした。ちなみにレッドゾーンができたのは1975年からです。(出典:笹原正三「レスリング」)
移行期は、みんな勝手が違ってやりづらかったでしょうね(笑)

レスリングマットの固さ

実際マットの上を歩いてみると予想以上に固いと感じました。
小学校の時にマット運動をしたマット、ありますよね。
あれとほぼ同じ固さです。

確かにあれ以上柔らかいと動きにくいのでしょうが、レスリングの選手はここに叩きつけられているわけで想像すると、痛い・・・

それから表面にビニールシートを始めていますがこれが予想以上に滑ります。
実際選手はグリップ力を高くしたソール(靴底)のレスリングシューズを履いているわけですが、摩擦に頼るのではなくバランス勝負なんですねー。

汗は大敵

会場でレスリングの試合を見ていると「マット補助員」がアナウンスで呼ばれていることがあります。文字通りレスリングのマットの手入れや管理をする係です。

頻繁に行われているのかマットのモップ清掃です。
これで床にしたたり落ちたレスラーの汗をふいているのです。

当然マットの表面はビニールシートなので汗を吸い込みません。
そのままでは競技中に滑ってしまいます。

駒沢体育館クラスであれば空調が完備されているのでそれほど試合中に汗がしたたるということもないのでしょう。
しかし地方の体育館で夏場の試合だったりすると、汗によるスベリのアクシデントで勝敗に影響を与えてしまうかもしれません。

ずれる

これはたまにしかないようですが、マットの上のビニールシートがちょっとズレてしまうことがあるのです。
これを直す時に審判がマットの上に立ち、端の方でマット補助員がシートをバタバタさせているのは見ていてちょっと和みます。

以上レスリングのマットのお話でした。

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