アマチュアレスリングでは、「白い」ハンカチを携帯していないと失格になってしまいます。
その理由を解説します。
ルールで決まっている
レスリングの試合を注意して観ていると(まぁ、普通の人は日常でレスリングの試合を注意して観ることは少ないとは思うのですが)
シングレット(レスリングのユニフォーム)の胸元から白いハンカチを取り出している選手がいることに気づいた方もいるでしょう。
きれい好き、だとかマッチョなのに神経質(それは偏見!)と思われた方もいるかもしれませんが、これは試合中白いハンカチを携帯することがルールで決まっているのです。
出血の場合のため、ハンカチをシングレットの中で所持する。
と、ちゃんと書かれています。
選手の方にお尋ねすると、別にサイズや素材は決まってないとのこと。
白であればいいみたいです。
かつては試合前にハンカチをレフェリーに見せてチェックを受けなければいけなかったようなのですが、2018年頃からレフェリーのチェックは廃止になったようです。
もちろん試合中胸元に入れておかなければならないルールは、そのままです。
また全日本学生選手権の時に試合中胸元からハンカチを落とした選手がいたのですが、 特に警告はとられていないようでした。
なぜそうまでして白いハンカチにこだわるのか
いや、それにしてもね
大体流血する事態になったら、試合中断してドクターか介護チームが選手のチェックをしますし、試合している最中にハンカチ取り出してふいてたら投げられちゃいますし。
この白いハンカチルールって変な校則といっしょで、機能していないと思うんですよね。
レスリングってあんなにしょっちゅうルールを変えているのに、このハンカチだけはなんで廃止にしないのでしょう。
これは私の仮説ですが
小さい頃からずっと胸元に入れてきたので、ハンカチがないと落ち着かなくなって、試合に集中できないからではないかな?
ブラジャーみたいなもんで。
(追記)
先日駒沢体育館で行われたある学生の大会で、選手が「白いハンカチを忘れた!」とあわてている現場に遭遇しました。予備を持ってきている人もいなかったようです。
レフェリーの試合前のチェックが無くなったのだから、持ってるフリで乗り切ったら、なんて私は考えちゃうのですが、みんなスポーツマンシップの持ち主だから、そんな発想はしないようです。
誰かの借りればと思ったのですが、他人の汗を吸ったハンカチを使うのは、確かに抵抗ありますよね。
コンビニで買うというのがまず思いつくのですが、駒沢体育館近くの「ローソン 駒沢オリンピック公園前店」には真っ白なハンカチを置いていません。
お葬式用の黒ネクタイみたいなもんで、一応置いとけば売れそうな気がするんですけども。
もし店長がこのブログをお読みになっていたら、是非!
結局、父兄がたまたま持っていたハンカチでなんとかなったみたいです。
コメント
今日たまたま、サイトを拝見させて頂きました!
たくさんの記事を書いてるんですね。
ちなみに、ハンカチを持ってる理由は・・・
紳士のスポーツの為、相手が出血した場合、自分のハンカチをいつでも差し出せるように。ということだったと思います。(相手の汗付きハンカチは、嫌がられるかもしれないので基本的には自分のハンカチを使いますが。。。笑)
ハンカチが白い理由・・・
血が出た時に分かりやすいからだったと思います。
黒いハンカチだと分かりにいですから、強くなっても黒いハンカチはNGです。笑
その他のページも見させて頂きました。時間のある時に全部拝見させて頂きます。
ノッポさん
コメントありがとうございます!
勉強になりました。