初心者の方向けのレスリング観戦のポイントについて、です。
レスリングのルールを初心者にもわかりやすく解説します。 | レスリングファン!
レスリングとレスリング観戦のここがすてき! | レスリングファン!
と併せてお読みください。
どうやったらレスリング観戦を楽しんでもらえる?
かつての私がそうだったように、レスリングに対してまったくの初心者の方に、どうやったらレスリング観戦を楽しんでもらえるか、ということをずっと私は考えています。
まぁ、私の興味の半分はレスラーのマッチョな肉体にあるのですが(笑)
それをメインで語っても多くの人はおいてけぼりですよね。
私の友人Sのように、食いつく人もいるかもしれませんが・・・・
格闘技系の競技なわけですから、当然スポーツ観戦的かつ技術的な視点からもレスリングの面白さを伝えたいです。
ただ、私も正直なところその辺りは結構ボンヤリで、今の技で何ポイントが取れたかが最近やっと予想できるようになってきた段階で。
レスリングの解説書を読むと、たくさんの技術論が書かれていて、
「ああ、このタックルの前には2つフェイント入れてるんだ」みたいなマニアックな感動はあるのですが、普通の観客の方にとっては、そんなにおもしろくない情報ですよね。
そこでいろいろ悩んでいたんですが、総合格闘技好きの夫からアドバイスが。
ボクシングではすごく複雑なことやっているんだけど、普通の観客には分からない。
例えばフックを打ったあと拳を戻す軌道を少し変えることで相手のボディブローを封じている、なんてことは専門雑誌の試合レポートなんかを読まないと、ボクサー以外は気づかない。
試合のポイント判定なんてプロでも評価が分かれるし。
見てる人はとりあえず
「パンチがあたる」
「倒れる」
で盛り上がる。
そんなレベルでいいんじゃね?
レスリングのここを見て!
なるほど、そんなもんか。
というわけで、次の5つのうちどれかが決まったら、盛り上がってください。
- 投げる
- タックル
- 後ろに回る
- 寝返り打たせる
- 両肩をマット付けようとしている(または付いた)
ルールを知らなくても攻めてる感が伝わりますよね。
これがボクシングでいうところの、パンチがヒットしている状態です。
実際これでポイントが加算されることが多いです。
あと、ざっくり言うと手をマットに着けている方が劣勢です。
逆に言うとその状態に持ち込んでいる方が優勢です。
それから残り20秒くらいで2点差なら一気に逆転もあり得ます。
ドキドキしてください!
あとはその選手の背景というかストーリーがおもしろいんじゃないの。
少年院あがりで、年老いたトレーナーに才能を見いだされたとかさ。
いや、そんなワルいないし(ほとんど黒髪でショートヘアーでまじめ)
トレーナーは大体若いし。
でも確かに、選手の背景やストーリーが分かるとおもしろい、っていうのは良く分かります。
よし、これからは選手の話も書いていきます!
「注目選手 」の記事も是非お読みください!
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