今回はレスリングのルールについて、わかりやすく説明します。
かつての私がそうでしたが、レスリングのルールって最初はよくわからないんですよね。
分からなくてもレスリング観戦は楽しめるのですが、ルール(特にどうやったら何ポイントが入るのか)が理解できるとレスリング観戦が、がぜん楽しくなります。
とはいえレスリング観戦初心者の人は、ルールブック読んでもピンとこないはず。そこで私なりに理解したことを、初心者目線で解説してみました。
超初心者で、ルールよりも観戦の楽しみ方を先に知りたいという方は、こちらの参考記事(レスリング観戦のポイント教えます! | レスリングファン)も併せてお読みください。
ちなみにレスリングのルールは結構ひんぱんに変わるのですが、世界レスリング連盟(UWW)の定めた最新(2020年度)ルールをもとにしています。
(2022年のルール改正を反映させました。)
試合時間
前半(第1ピリオド)3分+休憩30秒+後半(第2ピリオド)3分 です。
(関連記事:レスリングの試合時間 | レスリングファン)
ユニフォーム
赤もしくは青のシングレットと言われるつなぎ状のユニフォームを着用します。
(関連記事:レスリング選手が試合中に着ているユニフォームはシングレットと言います | レスリングファン)
試合形式の違い(フリースタイルとグレコローマン)
レスリングにはフリースタイル(略してフリー)とグレコローマン(略してグレコ)の2種類の試合形式があります。
フリースタイルは攻防に制限がありません。
グレコローマンは腰から下を攻めることが禁止されています。そのため足を狙ったタックルなどはできません。
(関連記事:フリースタイルとグレコローマンの違いと魅力 | レスリングファン)
階級(体重区分)
10階級に分かれています。こちらの記事をどうぞ。
(関連記事:レスリングの階級(体重別)って分かりづらいので、分かりやすく解説します。 | レスリングファン)
競技場
直径9メートルの円が描かれたマットを使用します。
併せて読んでください(レスリングのマットって意外と高価なのです | レスリングファン!)
勝敗の決め方
フォール
相手の両肩をマットに1秒つけたらその時点で勝ちです。
フォールもしくはピンフォールと呼ばれます。
ちなみに肩甲骨がついていてもフォール認定されます。
ポイントで大差で負けていても、フォールが決まれば逆転勝ちです。
しかし、よほど実力差がないと、そう簡単にフォールは決まりません。
警告(コーション)
反則や場外に逃げたり、消極的な戦いで発せられる警告を3回食らうと、負けらしいです。
らしい、という表現をしたのは、警告で試合終了という試合を私は見たことがないからです。
レアケースです。
ポイント
色々技を決めてそれに見合ったポイントを積み重ねていって勝つというのが、最もよくあるパターンです。
試合時間が終了してポイントの多い方が勝ちです。
また試合時間が終了していなくてもポイント差が、
・フリースタイルの場合は10点差
・グレコローマンは8点差
になるとその時点で勝敗が決まります。テクニカルフォールと呼ばれます。
(ちなみに女子の場合、グレコローマンはなく、フリースタイルのみです)
たとえば、フリースタイルの場合、
青にポイントが入って青12ポイント赤2ポイントなったとすると、12-2=10ポイント差で
試合時間が残っていても、その時点で青の選手の勝ちです。
野球のコールドゲームみたいなものですね。
ポイントの計算方法
この技が決まると何ポイント、というのがルールで決まっているのですが、最初はさっぱり分からないでしょう。
ええ、私もそうでした。
もちろん分からなくても、レスリングは十分楽しめます。
しかしだんだん勉強して慣れてくると、
審判が1ポイントを宣誓した時、
「あれ、ここは2ポイントじゃないの?」
と私が思った瞬間、セコンドがチャレンジ(判定への抗議)を行う、という機会があると
「おお、自分も分かるようになってきた!」
と快感です。
あとは試合時間残り10秒だけど、タックル1本入ったら逆転できるとかを理解できていると、試合の興奮も高まります。
大体100試合ぐらい見るとこのレベルにいけます。
フリースタイルとグレコローマンでは一部ポイントの計算方法が違います。
フリースタイルのポイント計算方法
4点
〇デンジャーポジション
相手を投げて、デンジャーポジションの体勢にしたとき。
投げるまではわかりますが、デンジャーポジションってなに?
とにかく危険っていうのは伝わりますが(笑)
定義は「相手の両肩をマットに90度以上近づける」状態ですが、これではピンとこないので
こんな図を作りました。(こんなときに、もう少し私に絵心があったらと思います。)
こんな風に90度以上ゴロリとさせちゃえば4点というわけですね。
2点
〇テイクダウン
テイクダウン(地面に倒す状態)を取った時。
だいたいタックルがきれいに決まるとこのポイントが入ります。
ただしタックルするだけではだめで、
背後に回って相手の両手・両ひざののうち3か所がマットについている状態にするか、
相手がおしりをついて背中をマットに向かせた状態にしないといけません。
〇ローリング
ローリング、つまりグラウンドで相手の胴や足を極めて、相手を1回転させた場合です。
テイクダウン取る(2点)と同時に相手をグルっと回転させて(2点)合計で4点取るのが理想的ですね。
東京オリンピック金メダリストの須﨑優衣(すさきゆい)選手のローリングです。
実力差があるとグルグルグルと連続で決まるので、アッという間に勝負がついてしまうこともあります。
〇グラウンドからのデンジャーポジション
グラウンドの状態で、相手を回転させてデンジャーポジションに追い込んだ時
1点
〇コレクトホールド
4点ポイントのところで説明した、投げたんだけどデンジャーポジションにできなかった場合ですね。
↓この動画のように、派手に投げ技は決まっているのですが、相手がうつぶせに着地すると1点なんです。
柔道の投げ技の場合も相手の体がひっくり返らないと1本にならないのと同じですね。
〇場外ポイント
相手の体をマットの円の外に押し出した場合です。相手が場外へ逃げたと見なされた場合も自分にポイントが入ります。
〇技術回避
攻めるフリだけで、実質的に膠着(こうちゃく)状態にしていると、相手に1ポイント入ります。
ピリオド終了30秒未満の間に、技術回避をしている(つまり時間切れを狙って、膠着状態にしている)と、審判団全員が判断すると、相手に1点はいります。
〇反則
よほど悪質ではない限り取らないようで、あんまり試合では見ないですね。
ルール解説で反則に該当する行為として、パンチ・キック・噛みつきとかが挙げられていますが、そりゃ素人でもダメって分かるレベルです。
グレコで、試合の流れで足触っちゃった、みたいなレベルでは、反則は取られていないことが多いです。
グレコローマンの場合
5点
〇グランドからのデンジャーポジション
グランド状態から投げてデンジャーポジションの体勢にしたとき
上記のフリーの4点の場合は立った状態からの投げでしたが、グレコローマンの場合は相手がグランド状態から行うと5点入ります。
実力差がないとなかなか決まらないようですが、決まった時には歓声があがります。
4点
〇デンジャーポジション
相手を投げて、デンジャーポジションの体勢にしたとき
上記のフリーの4点の場合と同じです
2点
〇パーテールポジション
パーテールポジションでの2度目のフライングをしたとき
はい、聞きなれない言葉がでてきました。
「パーテールポジション」
うん、なんとなくデンジャーポジションよりは危険じゃなさそう(笑)
グレコローマンの試合で、意図的に場外に出たり、消極的姿勢を続けていた場合、
ペナルティとしてマット中央で大の字状態でうつぶせ(胸と腹をマットにつけて手を伸ばす)になった状態から再スタートさせられます。
これがパーテールポジション。
相手は伏せた相手の背中に手を置いて、レフェリーの合図で試合再開。
で、この合図より早く動いたらフライング。
1回目は注意されるだけなんですが、2回目にフライングしたら相手に2点いってしまう、ということなんですね。同時に警告も与えられます。
100m走でもフライング1回目は誰もおとがめ無しだけど2回目やった人は失格みたいなもんですね。
2回目にフライングしたのが、上になっている方であれば、うつぶせ側にポイントが与えられます。
「parterre position」のparterreの意味を調べてみたら、フランス語で花壇のことらしいです。近代グレコローマンはフランスが源流なのでフランス語なのは良いとして、なんで「花壇」?
あの体勢が花壇に似てるから?
でも他に例えるものはいくらでもあると思うんですが・・・「亀」とか「とかげ」とか。
(追記)
昔はうつぶせではなく四つん這いからのスタートだったということを知りました。たしかにそれなら花壇かも(笑)
私は最近のにわかファンなのでうつぶせからのスタートしか見たことがありませんが、2017年以前は四つん這いだったそうです。
〇コレクトホールド
上記のフリーのコレクトホールドを参照してください。
フリースタイルの場合は1点ですが、グレコローマンは2点になります。
〇反則
1点のフリースタイルよりも反則に対するポイントが大きいです。
〇グラウンドの状態で、相手を回転させてデンジャーポジションに追い込んだ時
フリースタイルと同じです。
〇テイクダウン
フリースタイルと同じです
〇ローリング
フリースタイルと同じです。
1点
〇場外ポイント
〇技術回避
フリーと同じです。
チャレンジについて
レスリングの試合で「チャレンジ」と言えば、ビデオ判定の要求です。
各選手のセコンドはそれぞれ赤と青の四角いスポンジを持っており、「判定がおかしい、 ビデオで確認してくれ」という時にこのスポンジをマットに投げ入れます。
オリンピックのときは公式マスコット人形を投げるらしいです。
いいのか?緊張感、無くね?
それにオリンピックでしかレスリングを見ない人も多いのに、普段から人形投げてると思われちゃう・・・
選手もそれを望んだ場合 ビデオ判定行われます。(コーチがチャレンジしたのに、選手側がキャンセルするときもあります。)
そして、レフェリーやジャッジやマットチェアマンと呼ばれる人達で、画像を再生しながら「どう思う?」と協議するわけですね。
大きな大会になると、その再生画面もスクリーンに大写しになります。
このあたりは他の競技と比べて、すごくフェアです。
ところでマットチェアマンって、マットなのかイスなのか?
なんか座椅子に座っている人をイメージしてしまうのは私だけ?)
それでも判定が覆(くつがえ)らなかった場合、ビデオ判定を要求した方の相手側に1点が入るという仕組みです。
このため安易にチャレンジを行うと相手との点差が開いてしまうというリスクも抱えています。
チャレンジができるのは 1試合1回までですが、チャレンジが通るとまた0回にリセットされます。
このチャレンジの駆け引きもレスリングの醍醐味だと思います。
私が見た試合では、1点差で試合終了になったのですが負けたほうが試合終了直前にチャレンジを行い、なんと判定がくつがえって勝者と敗者が入れ替わるという試合を見ました。
勝ったと思っていたのに最後の最後でひっくり返された選手はずっと泣いていました。
残酷でドラマチックな幕切れでした。
あと初心者の観客に厳しいのは、チャレンジがどのプレイを指しているのか、よく分からないところです。
野球なんかだと、抗議があって判定が行われると、審判が今のプレイは~というふうに解説してくれますよね。
明治杯や天皇杯のときは解説を入れてくれるのですが、通常の大会ではありません。
チャレンジが通って、得点表示が変わると「ああ、そういうことね」と私も理解できるのですが、
通らないと、「あれはなんだったんだろう?」というモヤモヤが残ります。
あと最近まで疑問だったのは、チャレンジしたコーチは「判定のどこどこが不満」といちいち説明しに行っているわけではないのに、レフェリーやジャッジやマットチェアマンには伝わっているのか、という問題。
最近明治杯のジャッジのマイク説明で「さっきのチャレンジは、○○のアクションに対するものだったと思うのですが・・・」と言っているのを聞きました。直接説明はしなくても、お互いプロフェッショナルだから想像はつく、という前提なのですね。
同点で試合時間が終了したら
もし同点で試合時間が終了した場合、
下記の優先順位で勝敗が決まります。
- ビッグポイントが多い、つまり大技を決めた方
- 警告が少ない
- 最後のポイントを取った選手
多分選手って、試合終了時間間近で得点が同点だったら頭の中でこの計算やっているんでしょうね。
ストレスはかなりのものです。
積極的に戦わないと不利
レスリングでおもしろいのは消極的に戦っているとルール上注意されること。
そうしないと、最初ポイント取った相手が、その点差で逃げ切ろうとして延々防御的になる可能性があります。膠着(こうちゃく)してしまうと多少実力差があっても、逃げる相手からポイントを取るのは至難の業です。
それを防ぐためにこういうルールが設けられています。
フリースタイルとグレコローマンでは少し違いがあります。
フリースタイルの場合
1回目は消極的な選手に口頭で注意
2回目には消極的(パッシブと呼ばれる)な選手にアクティビティタイムが与えられます。
アクティビティタイムとは
「30秒以内にポイントを奪わないと1点相手に与えるよ、それから警告1つを食らっちゃうよ。だからもっと積極的に戦いなさい!」
というレフェリーからのプレッシャーなわけですね。そのためできることなら1回目の口頭注意の段階で盛り返したいところなのですが・・・
3回目以降も同様に繰り返されます。
また試合が始まって2分経っているのにお互いがポイント奪えずに0-0立った場合は、審判はより消極的な方にアクティビティタイムを与えます。
ちなみにアクティブタイム中に、普通にポイントをとられたら、アクティブタイムは終了です。
ここは、勘違いした審判もいるくらい、ちょっとややこしいかもしれません。
(2022年のルール改正で、アクティビティタイムを課された側、つまりもっと動けと言われた側が、途中ポイントを取られた場合はアクティブタイムは終了せず、30秒間続くことになりました。
例えば、アクティビティタイムの30秒間で、ポイントを2点取られて、さらにポイントを取れないと、2+1=3ポイントを失うということですね。
ただし、アクティビティタイムを課された側、つまりもっと動けと言われた側が、ポイントを取るとその時点で、30秒未満でもアクティビティタイムは解除です。)
でも私思うんですけど、おそらくみんなこのルールを理解して積極的に行かなきゃと思っているはずなんで、それができないってことは、実力が拮抗しているからではないでしょうか。
だから「消極的」っていうのはちょっと誤解を招く表現ではないかと思うのです。
それからどこまでならパッシブなのか、っていうレフェリーの判断基準は、いまだに私もわかりません。
2分間0-0の場合は、強制的にどちらかを消極的判定しないといけないので、審判もつらいところでしょう。
選手の方でもレフェリーの判断に納得いっていない人もいるみたいなので、観ているほうはそんなもの、って割り切るべきなんでしょうね。
グレコローマンの場合
1回目は口頭で注意、なのはフリースタイルと同じです。
2回目からはフリースタイルのようにアクティブタイムが与えられるのではなく
パーテールポジション(マットの中央でうつぶせの姿勢)を取らなくてはいけません。
3回目はパーテールポジションを取られることに加えて、相手に1点が与えられます。
試合後半の1分30秒(前半の3分と合わせて試合開始後4分30秒)の時点で0-0なら審判はより消極的な方の相手に1点が与えられます(つまりより積極的な方が1点ゲット)
厳密にいうと相手がスタンド(試合開始の時みたいに中央で向かい合う)を望んだらパーテールポジションではなくスタンドで再開です。とはいえ通常は有利なパーテールポジションでバックを取った状態を望む選手がほとんどです。
しかし2019年の世界選手権の太田忍選手は、残り時間が少なく、相手がバテていたため、あえてスタンドを選んで、相手を追い込む作戦をとっていました。↓
続 残り1分15秒自分が有利な体勢を選べる場面で、セコンドの松本監督からのスタンドを選べという指示。この場面でバテバテの相手を見ての冷静に勝機を見出してくれた。正直、痺れた。結果、得点板の液晶パネル派手にぶっ壊して、残り10秒で5-4 逆転勝利。 pic.twitter.com/r737gZfHj3
— Shinobu ota 太田 忍 (@Shinobu63no_1) September 27, 2019
謎ルール
あと有名な謎ルールと言えば、白いハンカチですよね。
あとは2019年に制定されたルールで、
「30秒の休憩タイム中は、透明ボトルに入った水しか飲んではいけない。」
というのがあります。
違反するとイエローカードです。
明治杯のスポンサーになっている(株)明治さんにすると痛いルールですね。いろんなドリンクあるのに。
あと、2018年にカニばさみという技が危険ということで、廃止になりました。柔道でも禁止になっています。
しかし2019年に
「膝の側方から以外であればOK」
になったのですが
「でも相手がケガをしたら失格。」
ってことなので、もうよく分かりません。
レスリングのルールはよく変わる
以上ですが、レスリングのルールは数年単位で微妙に変更されることがあります。
数年前のレスリングの本やネット上の記載を見ると全然ちがう、ってことが良くあります。
3000年前から競技が行われているんだから、もうそろそろ確固たるルールができてもいいだろう、って思っちゃうんですけど(笑)
もし「ここ間違っているよ」というところがございましたら、是非ご指摘くださいませ。
実はオリンピックが終わる度にルールは変更されていた
文田健一郎選手がインタビューで衝撃的な事実を・・・
文田健一郎が貫く常に自然体のレスリング 豪快な投げ技がグレコローマンの流儀 – 東京2020特集 – スポーツナビ
実はレスリングは頻繁にルール改正があって、4年に一度はルールを変更することが規定されているんです。これはレスリング関係者以外、恐らく知らないと思いますね。五輪が終わったらルールが変わるのがこれまでの流れ
ええっ、そうだったんですか・・・
でもなんでオリンピックのたびに変えちゃうんだろう。
もちろん競技として進化するのは大切ですが、選手もレフェリーも観客もついていくのが結構大変なんですけど・・・
2022年にルール改正がおこなれました。
文田選手の予言通り2022年にルール改正が行われました。
【重要】2022年世界レスリング連盟(UWW)ルール改正について(審判委員会)
変更点は下記の通り。
審判がミスを犯したときには、競技会の審判長・副審判長が判定に介入できる。
今までできなかったんですね。レスリングはビデオ判定をいち早く導入するなど、科学的で公平なレフェリングを目指していますから、良い改正だと思います。
それにしてもルールはコロコロ変わるし、ビデオチェックされるし、偉いさんからも言われるしで、審判さんもたいへん。
スコアボードにポイントが表示された後の5秒間か、もしくはレスラーがニュートラルポジションになった後の5秒間にチャレンジできる
ニュートラルポジションというのは、デンジャーポジションになっていない状態のことです。
つまりスコアボードに得点が表示されても、デンジャーポジション状態の時には、チャレンジを少し待って、ということですね。
・アクティビティ・タイム中の得点変更については、既に文中で解説しています。
・最後分からないのはツィッターでつぶやいた↓これですね。そりゃそうでしょとしか、言えないんですが。
レスラーの方に質問https://t.co/yocV6Qrv2v
デンジャーポジションで相手にコントロールされているレスラーが、明らかな怪我等も無くマットを叩いたり叫んだりしても、レフリーは試合を止めずにマットチェアマンに確認しフォールを取る。
↑そりゃそうでしょって思ったんですが今まで違ったの?— レスリングファン (@wrestlefan2018) May 14, 2022
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